土地探しで、
「分譲地ってどうなの?」
と不安に思われている方もいらっしゃると思います。
我が家は分譲地と古くからある土地の2つで悩んだ挙句、分譲地に決めました。
予算が合わなかったのもありますが、決め手となったのは営業マンの必死のセールストークでした(笑)
今回は、そのセールストークと現実にどれくらいギャップがあったのか?1年住んでみての感想をご紹介します。
1.新興分譲地は属性の良い人が多い
不動産屋の営業マンがイチオシだったのは「注文住宅の分譲地は属性の良い人が多いから変な人がいない」ということでした。
営業マンいわく「建売は安いので変な人が住んでしまうこともあるけど、注文住宅ならそれなりにお金のある人しか建てられないから変な人がいない」とのこと・・・
「お前の偏見だろ!」と苦笑いしながら聞いていましたが、、、
実際はどうだった?
幸いにも変な人は周りには住んでいません。
でも、その新興分譲地は土地だけではさばききれなかったようで、28区画中7区画は建売が建っています(笑)
正直建売だからとか注文住宅だからとかは関係なく、住む人の問題かな?と思います。
2.同世代の子どもを持つ家庭が多い
「同世代のお子様がいるご家庭が多くなると思うので仲良くなりやすいんじゃないでしょうか?」という話もされました。
やっぱり子どものいる家庭として、周りに同い年くらいの子どもがいるのはメリットが大きいです。
どうしても子どもがいるとうるさかったりと迷惑をかけてしまう部分もありますしね。
子ども同士も仲良くなれれば楽しいでしょうし、通学なども一緒に行ってもらえれば安全面での心配も少なく済みます。
何より親同士で仲良くなれれば、子育てのストレスを共有できる強い味方になるんじゃないかと期待していました。
実際はどうだった?
両隣り、子供がいません(笑)
お向かい、共働きで平日はほとんど顔を合わせません^^;
区画としては子供は多いのですが、幼稚園が違ったりして子ども同士が顔を合わせる機会は割と少なめ。。。
期待していた同い年の子どもが多いというメリットはほとんど受けていません。
まぁまだ幼稚園の段階なので、小学校に上がったらちょっとは変わってくるかな?
そう願いつつ生活しています。
3.隣地トラブルが無い
新興分譲地は境界をしっかりと定めているため、境界線でのトラブルはないとのこと。
確かに、実家は引っ越してきた際にお隣が境界線を跨いで建築されていたためトラブルになったという話を聞きました。
既存の土地では境界線があいまいで、そのことが原因でトラブルになることがあるようです。
実際はどうだった?
これは確かに今のところありません。
全区画の境界が明確になっていて、契約時にブロックを建てる契約を結んでいるので、ここに関してトラブルになることはないと思います。
4.インフラがしっかりしている
インフラの整備も分譲地のセールスポイントに挙げていました。
ガスや水道の引き込みが完了しているため、インフラ整備にお金がかからないことをウリにしていました。
実際はどうだった?
確かにインフラ整備にお金はかかりませんでした。
業者さんの話を聞いたところ、ガスや水道などの引き込みに50万円くらいかかる場合もあるようで、これがかからないのは金額的に大きいという話でした。
土地は建物価格だけで探していると、思わぬ落とし穴がある場合があるようです。
さいごに
以上が1年分譲地に住んでみてわかった営業マンのトークとのギャップですが、これはあくまで我が家の場合。
ご近所の別の新興分譲地は、家同士の仲がよく毎日のように公園で子供の声が響き渡っています。
結局のところ「住む人による」ということなのではないかと思います。