「注文住宅でリビング階段を採用しようかどうか迷っている」という人も多いと思います。
近年はリビング階段を提案する建築会社も増えてきました。
雑誌などで紹介されるおしゃれハウスも大体がリビング階段ですよね?
では、リビング階段って実際のところはどうなのでしょうか?
今回はリビング階段のメリットについてご紹介します。
この記事を読めば、リビング階段にした時の暮らしが少しイメージしやすくなりますよ。
2階の様子がわかる
リビングと2階が階段でつながるため、リビングに居てもリビングの様子が何となくわかります。
2階で子どもが遊んでいる声が聞こえたり、逆に2階で家事をしながら1回の子どもの様子がわかったりして安心できます。
先日、こんなことがありました。
我が家は2階の寝室に家族5人で寝ているのですが、その日は子どもたちが先に寝ていました。
大人はリビングで家事をしたりしていたのですが、寝室から子どもの咳込む声が、、、
あまりにひどくむせ込んでいたので気になっていくと、そこには咳込みすぎて嘔吐してしまった娘の姿が!
幸いにも早く気付けたので早急に対処できましたが、リビング階段でなければ2階の異変には気付けなかったと思います。
この時ばかりは「リビング階段で本当に良かった」と心から思いました。
家族が顔を合わせる機会が増える
リビング階段にすると2階の居室へ行くためにリビングを通らなければならなくなるため、家族で顔を合わせる機会が増えます。
私は比較的帰ってきてリビングでくつろぐタイプの人間でしたが、中には部屋に引きこもってしまう子もいます。
もちろんそれも個性だという声もあると思いますが、親としては心配ですよね?
リビング階段なら家族と顔を合わせる機会が増えるので、そこでコミュニケーションを取るきっかけが持てますし、ちょっとした変化に気が付くことが出来るチャンスも増えます。
我が家は家づくりに求めた物の一つが「家族のコミュニケーション」だったので、家族が顔を合わせる機会が増えるリビング階段を採用しました。
吹抜と組み合わせるとリビングが広く明るくなる
リビング階段と吹抜と組み合わせることで、部屋を明るく広く見せることが出来るようになります。
我が家は吹抜を採用せず普通のリビング階段にしたのですが、やはり階段分リビングには少し圧迫感があります。
リビング階段と吹抜を組み合わせれば、階段もリビングの一部として開放することが出来て部屋を広く見せることが出来ます。
また、吹抜からの太陽光を上手く取り込めばリビングをより明るく見せることも可能です。
吹抜とリビング階段を組み合わせた家を内見したことが何度かありますが、リビングが広々としていて実面積以上の広さを感じました。
もちろん吹抜を伴わないリビング階段の間取りも可能ですが、リビング階段と吹抜を組み合わせると広々としたおしゃれな印象を与えることが出来ますよ。
さいごに
最近では各建築会社の性能も向上し、「リビング階段は寒い」という問題は解消されつつあると言われています。
ただ、リビング階段のデメリットは寒さだけではありません。
メリット・デメリットをきちんと理解したうえで、リビング階段にするかどうか判断するようにしましょう。