注文住宅で家づくりをする際に「親から援助してもらった」という話はよく聞きます。
それを聞くと、
「うちは貧乏だから相談しても無理だろうな。。。」
「相談したらどれくらい援助してもらえるだろう・・・」
と考える方も多いのではないでしょうか?
子供の住宅購入に際しては、実は多くの親が「何かしらの援助をしたい!」と思っています。
今回の記事では、「注文住宅を購入する際に親からの援助ってしてもらえるの?」という悩みに対して、私の住宅業界に勤めている感覚論も含めてお話ししていきたいと思います。
親の6割は援助したいと思っている
少し古い情報ですが2006年にリクルート住宅総研が親世代にアンケートを行っています。
行った調査によると、子供の住宅購入に援助したいと考える親は58.6%もいたそうです。
約6割の親は、子供が住宅を購入する際に何かしらの援助をしたいと考えているようです。
実際に4割が住宅購入時に援助をしてもらっている
ARUHIマガジンが行ったアンケート調査によると、注文住宅を購入した方の約4割が住宅購入時に親からの援助を受けているようです。
→住宅購入者の約6割は両親からの援助を受けている!? 購入経験者100人にアンケート | ARUHIマガジン
お店に来店するお客さんを見てみても、注文住宅を購入する際に親から援助金をもらったという方は非常に多くいらっしゃいます。
感覚的には半数以上は援助金をもらっていると思います。
「うちは援助してもらえるかな?」と考えている方も、相談してみたら意外と援助を考えてくれているかもしれません。
援助の平均は購入金額の4%程度
平成24年の国土交通省の住宅市場動向調査よると、注文住宅購入費用のうちで贈与の割合は平均3.8%という結果が出ています。
全体金額の約4%を親から援助してもらっている家庭が多いようです。
土地+建物で約3000万かかった我が家で計算すると、贈与額は114万円というのが相場になります。
100万円援助してもらえれば、その分住宅ローンの負担を減らせたり、新しい家具を購入したりといったことに利用できますよね。
お金以外の援助の形もある
援助の形は何もお金だけではありません。
我が家の場合でいうと
- 間取り打合せ時の子供の世話
- 引越しの手伝い
- 外構整備の手伝い
などを両方の親にしてもらいました。
「うちはお金が無いから相談しても無意味」と思っている方も、相談することでお金とは別の形で援助を受け有れる可能性があります。
さいごに
親世代の多くは子供の住宅購入に何かしらの援助をしたいと考えてくれています。
実際に多くの方が注文住宅を購入する際に親からの援助を受けています。
また、お金以外の別の形でも親から援助してもらえることは色々とあります。
注文住宅を検討する際は、自分たちだけで進めるのではなく、必ず親に相談をして進めるようにしましょう。