注文住宅の家づくりを検討し始めた方の中には、「注文住宅で家づくりをするのにいくらかかるんだろう?」と気になる方も多いかと思います。
注文住宅で家を建てる際にどれくらいお金がかかるのかわからないと、資金計画のしようがありませんよね?
住宅金融支援機構が2016年度に行った調査によると、注文住宅で家づくりをした方の平均価格は土地付注文住宅で約4,000万円、注文住宅だけの場合で約3,300万円でした。
今回の記事では、「注文住宅で家づくりをするのにいくらかかるのか?」を全国平均値を踏まえてご紹介したいと思います。
土地付注文住宅では全国平均で約4,000万円
土地付きで注文住宅を購入した方の購入費用の全国平均は3,955万円でした。
約4,000万円が土地付注文住宅の購入相場だったという結果が出ています。
相場には地域によるバラつきがあり、最高値の東京と最安値の秋田では約2,700万円もの差があります。
東京で土地付で家を建てた場合、秋田では2棟の土地付注文住宅を建てられる金額差がありました。
注文住宅だけでは全国平均で約3,300万円
一方、注文住宅だけの相場は、全国平均で3,308万円という結果が出ています。
注文住宅だけでも、全国平均で約3,300万円かかります。
注文住宅の相場も都市部に行くほど高くなる傾向があり、東京では平均で3,929万円と全国平均よりも600万円以上高いという結果でした。
なお、注文住宅価格には各種税金や保険、保証料は含まれていません。
実際かかるお金は更に3~5%程度みておく必要があります。
注文住宅の価格はピンキリ
注文住宅で家を建てるときにかかるお金は、地域によって大きく差があります。
しかし、それ以上に影響するのが、「どんな土地にどの建築会社でどんな間取りの家を建てるか?」です。
都市部でも、土地や建物にこだわらなければ1,000万円台で土地付注文住宅を購入することは可能です。
逆に都市圏以外でも、こだわりを詰め込めば4,000万円、5,000万円と費用は増加していきます。
相場を知ることも大事ですが、それよりも「自分が注文住宅に何を求めるのか?」が注文住宅の価格を決定するうえで重要になってきます。
さいごに
注文住宅の家づくりにかかるお金の平均は、
- 土地込みで約4,000万円
- 注文住宅だけで約3,300万円
が全国平均価格ですが、最終的にかかるお金は「自分が注文住宅に何を求めるか?」によって変わります。
注文住宅で家づくりをする際には、相場に左右されず自分の予算の中でなににこだわりを持つか考えながら進めるのが、失敗しない家づくりのための秘訣です。